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防水工事の種類と特徴とは?2

どうもリートライフスタッフの佐藤です。

防水工事の種類と特徴について説明していきます。

 

防水工事の種類と特徴②FRP防水

FRP防水を施したベランダ

 

FRP防水とは、塗料を使った防水工事です。形状を問わないので様々な場所の工事ができます。

 

FRP防水とは

 

FRP防水とは、プラスチックとガラス繊維の塗料を使ってバルコニーやベランダを防水する方法です。

アスファルト防水よりも見た目が美しいので、デザイン性を重視する場合にも重宝される施工方法となっています。

 

FRP防水のメリット・デメリット

 

FRP防水の主なメリットは、FRPが塗料なので塗装場所の形状がどんな形状でも防水可能である点と、ガラス繊維が入った塗料なので仕上がりがガラスのように美しくなる点です。

デメリットは、塗料の価格が高く、またひび割れを起こしやすいこと。耐久性や強度を求めるのであれば、FRP防水よりもアスファルト防水の方がおすすめです。

 

費用・工期・耐用年数

 

FRP防水の工事費用は、塗料単価が高いなどの理由で1平方メートルあたり9,000円程度です。工期は1日から3日ほど、耐用年数は10年程度です。

 

防水工事の種類と特徴③ウレタン防水

 

ウレタン防水を施した屋上

 

ウレタン防水とは、ウレタン塗料を使った防水工事です。

 

ウレタン防水とは

 

ウレタン防水とは、ウレタン塗料を使って屋上やバルコニー、ベランダを防水する方法です。

アスファルト防水やFRP防水よりも気軽に防水できますが、耐久性が低いという難点もあります。

 

ウレタン防水のメリット・デメリット

 

ウレタン防水の主なメリットは、塗料を使用するため防水する場所の形状を問わないという点です。また、塗料単価がリーズナブルなので施工費用が安くなります。

対してデメリットは、アスファルトやFRPに比べると耐久性が低い点です。また、10年単位で塗り直しが必要になり、メンテナンスにコストが必要となります。

 

費用・工期・耐用年数

 

ウレタン防水の工事費用は、1平方メートルあたり約7,500円ほどです。

工期は施工面積にもよりますが、2日から7日程度になります。耐用年数は10年程度です。

 

防水工事の種類と特徴④シート防水

シート防水のシートを貼っている屋上

 

シート防水とは、シート状の防水素材を使った防水工事です。

 

シート防水とは

 

シート防水とは、防水シートを使って屋上や屋根内部(ルーフィング)を防水する方法です。

シートを貼っていく工事なので、比較的作業しやすい防水工事でしょう。

 

シート防水のメリット・デメリット

 

主なメリットとしては、屋上の場合は施工が簡単でかつ費用が安いという点があげられます。屋根内部を防水する場合は、雨漏りの防止ができます。

一方デメリットは、屋上の場合屋根の形状が複雑だと利用できないという点です。

屋根内部を防水シートで防水する場合のデメリットは特にありませんが、屋根の内部を防水する場合には必須の防水素材でしょう。

 

費用・工期・耐用年数

 

シート防水の工事費用は、屋上の場合1平方メートルあたり7,000円程度です。

屋根の場合は、1平方メートルあたり900円から1,200円とリーズナブルになります。

施工面積にもよりますが、工期は1日から5日ほど、耐用年数は10年から15年ほどです。

 

防水工事の種類と特徴⑤シーリング防水

シーリング防水の工事の様子

 

シーリング防水とは、シーリングという素材で目地から入る雨水を防ぐ工事です。

 

シーリング防水とは

 

シーリング防水とは、シーリング剤を使って外壁の目地や窓サッシを防水する方法です。

タイルやスレートのつなぎめに弾力性のある素材を補填していくことで、防水機能を発揮します。

 

シーリング防水のメリット・デメリット

 

主なメリットは、外壁の目地部分を防水できる唯一の素材という点です。

デメリットは、シーリングの耐用年数が短く、7年から10年程度で補修が必要になるという点があります。

 

費用・工期・耐用年数

 

シーリング防水の工事費用は、1メートルあたり500円から1,200円程度です。工期は1日から2日、耐用年数は7年から10年程度になります。

 

防水工事が必要な時期はいつ?メンテナンスは必要?

 

防水工事が必要なケースとは、どのようなケースなのでしょうか。防水工事が必要になるケースをいくつかご紹介していきます。

 

前回の改修から10年経っている

 

屋根内部のルーフィングシート以外は、防水工事は10年が目安なので、10年を経過したら劣化の調査を依頼してください。

特に補修が必要な劣化症状がなければ様子見でも大丈夫でしょうが、補修する必要がある箇所が見つかった場合は、適宜対応していく必要があります。

 

劣化症状が出ている

 

シーリングが破損している、雨漏りしている、塗装がひび割れているなどの劣化症状が出ている場合は、補修をする必要があります。

劣化症状を放置していると、建物内部に雨水が浸入し劣化が進行してしまいます。

 

劣化症状 劣化の状態

剥がれや膨れ

塗装の剥がれや膨れが生じた外壁

塗装が剥がれたり膨れたりしている状態。シート防水の場合は、一部が剥がれている状態。

ひび割れ

ひび割れが発生した外壁

塗装や材料がひび割れている状態。

破損

防水層が破損した屋上

 

シートや塗装の一部が下地ごと破損している状態。

チョーキング

チョーキングが発生した外壁

塗装防水の場合は、さわってみて粉状になっている場合は劣化している。

 

防水を長持ちさせるメンテナンス法

 

防水工事の耐用年数を長くするためには、メンテナンスを行うことが大切です。

施工後5年から10年の間は、目視で施工部分を定期的にチェックして、凹凸やひびが入っていないかを確認します。

変化や傷みが目につき始めたら保護塗料を上から塗って防水材を守る「トップコート」を行いましょう。

 

 

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