屋根用塗料【クールタイトF】の価格と評判!特徴やメリット・デメリットも紹介
どうもリートライフスタッフの佐藤です!
最近熱くなりましたね、、体調には十分気をつけてください
今日はクールタイトについて説明していきます!
「クールタイト」とは、建築塗料業界を代表する大手のエスケー化研株式会社が販売している屋根用塗料シリーズのことです。
その中でも、フッ素系のものが「クールタイトF」です。「クールタイトF」は、クールタイトシリーズの中で最もグレードが高いと言われています。
クールタイトFのメリットとデメリット
クールタイトFには、その人気を誇るだけの多くのメリットがあります。
その一方で、デメリットもあります。
屋根塗料は家の外観や、家での過ごしやすさにも関わってきます。
慎重に選ぶためにも、しっかりとメリットとデメリットを確認しておきましょう。
クールタイトFのメリット①遮熱性能
クールタイトFは、遮熱性能に優れています。
太陽からの光線の中でも、特に放射熱エネルギーが強いと言われる近赤外領域を反射する塗料だからです。
遮熱性能のある塗料を屋根に塗ることで、室温の上昇を抑制し、空調の効率を上げることができます。
クールタイトFのメリット②低汚染機能
クールタイトFには、低汚染機能があります。
この低汚染機能は、塗料の塗膜が緻密であることによって、汚れがつきにくくする機能です。
天候の影響などで汚れやすい屋根を、汚れから守ってくれます。
先程メリットの1つ目として挙げた遮熱性能ですが、汚れがつくとその効果が下がってしまうことも……。
この低汚染機能は、汚れの付着で遮熱効果が低下することを防ぎ、長期間高い遮熱性能を維持することにも役立ちます。
クールタイトFのメリット③耐久性
クールタイトFは架橋構造と呼ばれる構造の塗膜を持っています。
この構造を持つ塗膜は、耐久性が高いのが特徴です。
耐久性の他にも、耐薬品性や耐候性、防かびや防藻性にも優れており、天候の影響を受けやすい屋根に起こりがちな問題にも対策ができます。
クールタイトFのメリット④「つや消し」
遮熱塗料には「つや消し」という選択肢がない場合が多いです。そのため、「つや消し」にしたいという人の多くは遮熱塗料を選ぶことができませんでした。
このクールタイトFは、遮熱塗料の中では珍しく「つや消し」を備えており、「つや消し」にしたいという思いも、遮熱塗料を選びたいという思いも、どちらも叶えることができます。
クールタイトFのメリット⑤価格
たくさんメリットがあったとしても、価格がお手頃でないと選びづらい方も多いのではないでしょうか?
クールタイトFはフッ素系屋根塗料としては価格が安めで、遮熱性能や耐久性にも優れるため、選びやすい塗料と言えます。
価格が安いだけでなく、カラーラインナップもしっかりしていたり、艶タイプも3種類から選べたりするのは、嬉しいポイントです。
クールタイトFのデメリット①耐用年数
メリットの多いクールタイトFですが、デメリットもあります。
クールタイトFは、他のフッ素系屋根塗料よりも耐用年数が短いのです。
フッ素系屋根塗料は耐用年数は15~20年と言われており、その分価格が高いのが定番です。
クールタイトFはフッ素系屋根塗料の特徴である耐久性等は備えているものの、耐用年数は短く、その分価格も抑えられています。
クールタイトsiとの比較
ここでは、クールタイトFと同様に人気を誇るクールタイトSiとの比較をしてみましょう。
この2つは、どちらもエスケー化研の出している「クールタイト」シリーズの商品です。
同じような性能を持ち合わせていますが、違いもあります。
どちらが合っているかを知るためにも、違いも知っておきましょう。
クールタイトF | クールタイトSi | |
塗料の種類 | フッ素 | シリコン |
価格(1平方メートル) | 4,300〜4,350円 | 3,700〜3,750円 |
価格(30坪) | 290,000円 | 270,000円 |
耐用年数 | 8~10年 | 6〜8年 |
クールタイトFとクールタイトSiの最大の違いは、フッ素系とシリコン系という塗料の種類にあります。フッ素系とシリコン系の違いとは、どんなところにあるのでしょうか。
一般的に、耐候性の高さや耐用年数の長さ、塗料の密着性で言えば、フッ素系塗料のほうがシリコン系塗料より優れています。
それに対し、シリコン系塗料はフッ素系塗料よりも価格が安いのが魅力です。
「メンテナンスの頻度や費用を抑えたい」「剥がれにくく耐久性の高い屋根用塗料を選びたい」という場合には、シリコン系塗料よりもフッ素系塗料を選んだほうがいいでしょう。
初期費用をできるだけ抑えたい場合には、フッ素系塗料よりも2~3割ほど安価なシリコン塗料がおすすめです。