無垢材「針葉樹」と「広葉樹」の違いとは?詳しくご紹介します!
無垢材「針葉樹」と「広葉樹」の違いとは?無垢の床材ごとの施工事例も紹介!
夏も終わり、涼しくなってきましたが、
ジメジメと湿気が多い時期が続くようになってきました。
そんな時に快適なのが自然素材!!
無垢の床材や内装を珪藻土にすることで、
お部屋の嫌なジメジメを取ってくれます。
今回は無垢の床材に関して少しご紹介させて頂きます。
無垢の床材は「針葉樹」と「広葉樹」に分けられる!
無垢の床材といってもたくさんの種類があります。
大きく分けて『針葉樹』と『広葉樹』の分類に分けることが出来ます。
針葉樹は針や糸のように細く尖った葉を持つ樹木です。
代表する樹木は松や檜、杉などが挙げられます。
広葉樹は平たい面積のある葉を持つ樹木です。
代表する樹木はナラ材やウォールナット(くるみ)などが挙げられます。
また、英語では針葉樹を「ソフトウッド」、広葉樹を「ハードウッド」とも呼び
木材の堅さの違いがわかりやすいです。
これは気が含んでいる空気の量に関係しています。
木を構成する細胞と細胞の間には、空気の隙間が空いていて、細胞と空気の割合が大きく違います。
なので、針葉樹の方が空気の割合が多く、木材が柔らかく、断熱性が高くなります。
逆に広葉樹は細胞の割合が多いため、木材が堅く、針葉樹に比べると断熱性能は低くなります。
無垢材の種類ごとの施工事例4つご紹介
少しだけ床の施工事例をご紹介させて頂きます。
1.赤松材(針葉樹)
針葉樹ですが杉材や桐材と比べ、柔らか過ぎず、
ですが、断熱性がとても高く、木材の温もりをとても感じやすいです。
2.杉材(針葉樹)
とても柔らかい床材で、色のムラを感じやすい木材となります。
そのムラが自然素材の良さを感じ、風合いがでます。
3.楢材(広葉樹)
密度が高く、堅く傷が付きにくい床材です。
さらに耐久性にも優れているので、トイレや洗面室にも使用することが出来ます。
明るい表情をしているので、ナチュラルなテイストがお好みの方に多く採用しています。
4.ウォールナット(広葉樹)
楢材同様に堅く、耐久性にも優れています。
もともとの色が落ち着いた色合いなので、とても重厚感のあるこげ茶色をしています。
床の無垢材だけでもたくさんの材種があります。
前の記事へ
« 屋根材の種類と特徴を歴史とともにご紹介します!次の記事へ
塗り壁の定義と特徴は?詳しくご紹介します! »