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シャワーがぬるい時の対処法は??①

シャワーがぬるいのは給湯器の不具合?原因の確認方法と交換の目安!


シャワー

 

なんだかシャワーがぬるい気がするというときには給湯器の不具合を疑った方が良い場合もあります。ぬるいときにはまず確認すべきポイントがあるので紹介します。それでも直らないときには給湯器を疑いましょう。給湯器にも寿命があるので交換が必要になることもあります。どのような状況だったら交換した方が良いのかも合わせて理解しておきましょう。

 

シャワーがぬるくなる原因とは


シャワーがぬるくなってしまう原因を考える上では原理を理解することが大切です。水道管から入ってきた水がお湯になってシャワーから出てくるまでには様々なプロセスがあり、どこが破綻してもぬるいお湯になってしまう可能性があるからです。簡単に流れを確認してみましょう。水道管から出てきた水は給湯器で温められます。

 

瞬間式の場合にはその水がすぐにその場で高温に温められますが、貯槽式の場合には予め湯沸かしをしておいて貯まっているお湯と水を混ぜて適温にするのが基本です。そして、適切な温度に調節された水が配管を通ってシャワーから出てくることになります。この過程で温度コントロールが行われていますが、給湯器側でまず調節が行われ、さらにシャワー側で調節されて出てくるという仕組みが一般的です。

 

このため、お湯は出てくるけれどぬるいという場合には給湯器あるいはシャワー側のサーモセンサーに不具合があって温度が低くなってしまう可能性が考えられます。また、そもそも温度設定が低くなってしまっているためにぬるいお湯しか出てきていない場合もあるでしょう。また、シャワーによっては温度センサーが温度コントロール用のものとは別にあって、一定以上の温度のお湯が出ないようにしてあることもあります。

 

やけどをしてしまうような温度にはならないようにして事故を防いでいるのです。そして、もう一つ考えられるのが給湯器で十分に高い温度のお湯を用意できなくなってしまっている可能性です。40℃のお湯が欲しいときに給湯器が30℃のお湯しか作れないという状況になっていたらぬるいお湯しか出せないことになります。このように様々なタイミングでシャワーがぬるくなってしまう可能性がありますが、給湯器が故障しているかどうかは確認することが可能です。

 

シャワーがぬるいときの確認ポイント


シャワーがぬるくて困ったら簡単にわかるポイントから順に確認していきましょう。まず、給湯器の電源が入っているかを確認するのが大切です。シャワー側も通電が必要なタイプの場合には電源が入っていることを確認しなければなりません。次に、給湯器の操作パネルを確認して設定温度が期待している温度になっているかを確認しましょう。

 

もともと40℃にしていたのに、誰かが操作して35℃にしてしまっていたというケースも考えられるからです。この状況でシャワー以外の場所でまずはお湯を出してみて温度が正しいかどうかを確認します。もしこの時点で操作パネルに表示されている温度と同じ温度のお湯が出てきているなら給湯器は正常に動いていると判断できます。シャワーに原因がある可能性が高いのでさらに原因を探ってみましょう。

 

シャワーに付いている温度調節ハンドルやサーモバルブを見て、出てきて欲しい温度の設定になっているかを確認します。それも正しいというときでも温度表示と実際の設定温度が違っている可能性があるので、試しに温度をもう少し高くしてお湯を出してみましょう。それで温度が上がるという場合には表面から見えている温度設定とシャワー本体に付いているサーモセンサーの値がずれてしまっているとわかります。

 

温度が上がらない場合にはサーモセンサーに不具合があるか、温度調節ハンドルが壊れてしまっていて調節できていない可能性が考えられます。この場合の対策はシャワーのメーカーや機種によって異なりますが、表示とサーモセンサーがずれているときにはハンドルを外して正しい方向で付け直すだけで直るのが一般的です。サーモバルブが壊れているときやサーモセンサーに不具合があるときも部品交換で済む場合がほとんどですが、交換方法はものによって異なります。

 

取扱説明書を参照して自分で交換できる場合には部品を手配して交換すれば良いでしょう。メーカーに問い合わせる形で指示が書かれているときにはコールセンターや販売店に連絡して対処してもらうのが適切です。

 

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