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トイレを移動!気を付けるポイントは??②

移動できないケースも、、、


そもそもトイレ移動ができない、といったケースもあります。

戸建ての場合は比較的自由に移動させることができますが、場所によってはトイレを流す度に一々音が他の部屋にまで響いてしまう、といったことが起こってしまいます。これは排水管のレイアウトに理由があるため、やはり移動には制限があると考えた方がいいでしょう。

 

トイレ移動ができないと意思表示する男性

 

マンションの場合は床の構造に注意が必要です。マンションの床には直床と二重床の2つの種類があります。直床は階下の部屋との仕切りの上に直接床が置かれているタイプ、二重床は階下の部屋との仕切りに空間が置かれているタイプです。

 

直床の場合、トイレを移動してしまうと水漏れなどのトラブルが起こる可能性があるため、リフォームが非常に困難になります。どうしても動かしたいときは床を上げて、その下に配管が通る空間を新たに作ることになります。当然床が上った分天井が近くなるので、トイレ全体が窮屈に感じてしまう可能性があります。二重床ならある程度自由は聞きますが、空間が狭いと希望通りの場所に移せない可能性が出てきます。

 

他のプランも検討しよう


トイレの位置を移動させるリフォームは、実際にはあまり行われていません。大規模な工事が必要になる上、制限が多く費用が高くなることも多いからです。どうしても移動させたいという場合は除いて、他のプランを検討することでトイレの快適性を上げることを検討するのもおすすめです。

 

トイレ移動以外の選択肢も検討する女性のイメージ

 

例えば便器と壁の距離が近く、用を足しにくかったり掃除がしにくいといった不便さを感じている場合。そんなときはトイレ空間を広く取ることで不便さを解消できる場合があります。またトイレ内での動作が多く億劫だというときは、便座の向きを変えるのもおすすめです。今ある便器の向きを変えるだけならば、工事費も安く工事自体もすぐ終わります。

トイレの位置を変えることはできますが、大規模な工事が必要になることを頭に入れておき、他に不満を解消できるプランがないか考えることも重要になります。

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