キッチン移動リフォームってご存じですか?②
アイランド型キッチン・対面型キッチン
キッチンの横や後ろを壁につけず、独立させたアイランド型キッチンは、大勢でキッチンを囲むことが可能です。また、キッチンが空間のメインとなり、さらに高級感を与えます。横と後ろがともに壁に接している壁付け型から、アイランド型キッチンに変更する場合、移動だけではなく壁の撤去も行います。その壁が耐震のために重要である場合、他の壁で補強をする必要があるので、耐震補強の費用も発生します。
対面型キッチンは、子どもを見ながら料理ができるなどの理由で人気があります。そのため、壁付け型キッチンから対面型キッチンへ変える人は増えています。
壁付け型から対面型へキッチンを変える場合は、排気ダクトや排水パイプの移動や延長が行われます。さらに、元々キッチンがあった場所の壁面や床材の内装工事が必要です。しかしここで注意が必要なのは、単純に場所を移動させるだけではなく、使いやすさや動線を考えてキッチンの作業スペースを確保しなくてはなりません。また、作業スペースを取りすぎるとダイニングが狭くなってしまうので、リフォームを依頼する際は、よく相談をして決めるのがよいでしょう。
2階から1階へキッチンを移動
高齢になり階段の昇り降りが大変になってきたり、生活音が気になるなどの理由で、キッチンを2階から1階に移動する場合があります。このリフォームには、キッチンの移動以外にも水道管やガス管の引き込み、元々キッチンがあった場所の内装工事、新しい電線の引き込みや防火加工などが必要になります。そのため、フロアを移動させるのは他の工事と比べて費用が高くなります。
よって、少しでも費用を抑えるためには、2階のキッチンがあった場所の真下に設置するのがオススメです!
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