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蛇口の水漏れと対処法をご紹介します!①

今回は蛇口の水漏れとその対処法をご紹介していきます!

 

1・蛇口の水漏れの原因とその対処法!


蛇口の水漏れ修理

 

いくら蛇口のハンドルやレバーをしめても水滴が止まらない、接合部から水がずっと流れているケースなど、水漏れを発見するとついつい慌ててしまいがちです。しかし、水漏れの原因にはいくつか事例があり、個人でも対処可能なケースがあります。ここではよく起こりがちな蛇口の水漏れの原因と、その対処法について解説していきます。いざという時に焦らないために、また普段からチェックや対策を講じておいて未然に防ぎましょう!

 

 

2・蛇口の仕組みを理解する!


水漏れについて調べる前に、まず水道の蛇口の仕組みを理解することから始めると、より原因追及がしやすくなります。

 

一般家庭で用いられる水道の蛇口の種類は、手で蛇口をひねる部分が三角形の「単水栓」と、ドアノブのような形状をした「ハンドル混合栓」の2つです。2つとも、壁から伸びる本体と手でひねるハンドル、水を放出するパイプ部分の合計3つの部位から成り立ちます。形状こそ異なるものの2つとも構造は同じで、ハンドルの下部に組み込んであるケレップ・コマ部分が水栓の役割を果たし、ハンドルをひねる(開く)ことによりコマ部分がゆるみ、水圧で押し上げられてパイプ部分へと運ばれて水が出る仕組みです。

 

それぞれの部位で重要となるパーツが「パッキン」で、ベルの真下や下部のコマ部分、本体とパイプ部分との接合部の合計3箇所で用いられています。本体のコマ部分に組み込まれているパッキンは、壁の際まで来ている水をせき止める、いわば「水門」の役割を果たす大事なパーツです。このパッキンの素材はゴム製であることがほとんどで、長年使用しているうちに開閉の摩擦やハンドルをひねった時に流れる水の水圧によってどんどん劣化していきます。また、パッキン以外にもハンドルを開閉する際に摩耗するネジ穴の箇所や、パッキンを接合するナットなどの部品も同様に劣化することも道具・機器を使用する上で当然起こりうることと覚えておきましょう!

 

 

3・蛇口の水漏れが生じる原因!


蛇口の水漏れの原因は、水が流れたり垂れたりしている部位をチェックすることで問題のある箇所を割り出すことができます。

 

最も多いケースはパーツの緩みやゴムパッキンの劣化です。レバーや部品を留めるナットが緩んでいたり、繰り返し使用することでネジ部分が摩耗していたり、密閉して水門の役割を担うゴムパッキンが劣化していると、水漏れが発生するのは必然と言えるでしょう。部位ごとで見るなら、大多数を占めるハンドルや接合部などから水が漏れている場合、先述の通りナットやボルトの緩み、パッキンやコマ部分のパーツの劣化・摩耗が該当します。ここが原因の場合は、ポタポタと垂れる程度で初期症状の段階であることが多く、対処は比較的容易です。

 

次に、吐水口(パイプ部分)からポタポタ垂れている場合は、パイプの先端部分のフィルターが汚れている可能性が考えられます。大抵は網目状、もしくは浄水用フィルターがつけられており、これらが劣化することで水漏れが発生するケースも多いです。そして、蛇口のパイプとレバーの付け根部分から水漏れがある場合は、これまでの2つの原因が複合的に絡んでいる可能性があります。付け根部分のナットが緩んでいたり、レバー内部のパッキンやビスなどパーツの劣化、フィルターやカートリッジの汚れなどを疑うべきです。このような症状が見られる場合は、分解して確認するほかありません。

 

もっと深刻なレベルになれば、蛇口の本体の付け根や壁面との接合部分から水漏れするケースもあります。この場合は、蛇口を壁に設置しているネジ巻きの部分の劣化、給水管など配管内の詰まりなどが原因であることが多いです。配管自体の老朽化なども考えられるため、個人での修理が困難なケースもあることを念頭においてください。水道の蛇口の水漏れはこれら4つの要素が原因であることが多いため、修理を行う前にどの部分から水が垂れているのかをじっくり観察して問題のある箇所を特定することが先決です。

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