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リフォーム材料・石膏ボードについて解説します!②

1・石膏ボードのメリット・デメリット


建築現場で欠かせない石膏ボードのメリット、デメリットについて解説します。

●石膏ボードのメリット

メリット①:安価である

石膏ボードは、安価で経済的なメリットがあります。ホームセンターやインターネットなどでも購入可能です。標準タイプの石膏プラスターボードであれば、500円程度から購入することができます。そのため、住宅の建築やリフォームにかかる費用を抑えることができます。

 

メリット②:施工がしやすい

石膏ボードは木材やコンクリートと違い、一般的なカッターで切断できるなど、簡単に加工することができます。ビス留め、クリップ留め、接着も簡単にでき、壁紙を貼る、塗装することで自分好みに仕上げることが可能です。

 

メリット③:耐火性・防火性に優れている

石膏ボードに使用されている石膏の中には、約20%の結晶水が含まれています。火災が起こった場合、石膏ボードに含まれている結晶水は水蒸気となって少しずつ放出。屋内の温度上昇のスピードを遅らせることができます。また、石膏そのものも温度伝達の防止効果を持ち、耐火性・防火性に優れた防火材料として認定されています。

 

メリット④:遮音性に優れている

音を通しにくい点も石膏ボードの特徴のひとつです。石膏ボード1枚だけでも遮音性がありますが、厚手のものを使用したり、複数枚重ねて貼ることでさらに遮音性を高めることができます。

石膏ボード イメージ画像

●石膏ボードのデメリット

デメリット①:釘やネジが固定できない

石膏ボードは木材とは違い、釘やネジを固定することはできません。釘やネジを打ってもすぐに抜けたり、石膏がボロボロと崩れたりします。石膏ボードの壁に何かを設置する際はネジ止めができる「石膏ボードアンカー」で、確実に固定する必要があります。

 

デメリット②:点の衝撃に弱い

石膏ボードは先の鋭いものなど、点の衝撃に弱い特徴があります。このため壁に物をぶつけると、ちょっとした衝撃でへこんでしまうことがあります。

 

デメリット③:水や湿気に弱い

石膏ボードは石膏と紙からつくられており、水分や湿気に強くありません。キッチンや脱衣場など、水で濡れていることが多い場所、湿度の高い場所に施工する際は防水加工された石膏ボードがおすすめです。

 

デメリット④:一般ごみで廃棄できない

石膏ボードはコストが安いメリットがありますが、廃棄の際は産業廃棄物に分類されるため、一般ごみとして処分できません。手間とコストはかかりますが、廃棄する際は必ず専門の処理業者に依頼しましょう。

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