リフォーム用語・「ワークトップ」とは
今回はキッチンの「ワークトップ」について解説していきます!
システムキッチン選びで悩むポイントの一つがキッチンのワークトップ選びです。
キッチンのワークトップには様々な素材があり、素材によってキッチンのデザイン性や機能性が変わってきます。 今回はワークトップの素材と、ワークトップ選びに役立つポイントを紹介していきます。
1・キッチンのワークトップとは?
キッチンのワークトップとは、システムキッチンのコンロ台や調理台の上に取り付けられた天板のことです。 ワークトップは、キッチンの「天板」や「カウンタートップ」と呼ばれることもあります。
●ワークトップの素材
ワークトップの素材にはどのようなものがあるのか、それぞれの特徴を確認していきましょう。
ステンレス
ステンレスのワークトップの特長は、汚れが落としやすく熱に強いことです。ステンレスならではの質感があり、高級感あるデザインになります。 ステンレスは傷が付きやすい素材ですが、バイブレーション加工など傷の目立ちにくい仕様のものを選ぶことができます。
人工大理石
人工大理石は、大理石という名前はついていますが、ポリエステルやアクリルの樹脂を使用した素材で、加工性に優れ、様々な色や形状への加工が可能です。 人工大理石のワークトップの特長は、様々な色や質感があり、種類が豊富なことです。お好みのインテリアに調和させることができます。 他の素材と比較すると変色しやすく、直射日光や蛍光灯を長く浴びると変色する可能性があるので注意しましょう。
メラミン
メラミンは耐汚性に優れており、コスト面でもリーズナブルな素材です。人工大理石にはない色合いや柄があるのが特長です。 耐熱性は他の素材と比較すると低いので、熱い鍋などを直に置くことは避けましょう。
セラミック
セラミックは熱による変色や変形に強い素材です。 調味料や洗剤をこぼしても変色しにくいので、安心して調理に集中することができます。
タイル
タイルは耐熱性、耐水性どちらにも優れた素材です。 タイルの天板は高級感があり、キッチン空間をアップグレードした雰囲気にします。 価格が他の素材よりも比較的高く、重いということには注意しておきましょう。
2・ワークトップの選びのポイント!
キッチンのワークトップの選び方についてご紹介していきます。
●掃除のしやすさ!
キッチンは調理する度に汚れる場所なので、できるだけ掃除がしやすい素材がおすすめです。 デザインだけで決めてしまい、使い始めてから後悔しないようにしましょう。
●耐熱性!
キッチンのワークトップにうっかり熱を持ったフライパンや鍋を置いてしまったり、お湯がかかったりすることがあるかもしれません。 心配な場合は、耐熱性に優れたステンレス、セラミック、タイルなどの素材を選ぶといいでしょう。 (熱があるものを直接天板に置く場合は、事前にキッチンメーカーに耐熱性を確認しておくことをおすすめします。)
●デザイン性!
ワークトップ選びには、デザインも大切なポイントです。
特にオープンキッチン、対面キッチンを選択した場合、ワークトップがリビングやダイニングからよく見えるようになります。
キッチンが見える場合は特に、機能性だけではなく、デザインや色にもこだわっておくのがいいでしょう。
3・まとめ
今回はシステムキッチンのワークトップの素材や選び方について紹介しました。 これからシステムキッチンの購入を検討している方は、機能性とデザイン性の2つの観点から、理想のシステムキッチンを探してみて下さい。
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