門柱のデザインと設置時の注意点!設置・交換の費用はいくら位?その2
リートライフの佐藤です!
前回の続きの門柱について書いていきます!
門柱の選び方と設置時の注意点
どのような門柱が適しているかは、敷地の広さやアプローチの作りなどによってそれぞれ異なります。
また門柱は利便性・機能性も重要なポイントになりますので、設置する際のバランスをよく考えましょう。
30~40坪程度の土地では狭くなる
30~40坪程度の土地に重厚な門柱を設置しようとすると、その分アプローチを削らなくてはならないため、門柱そのものを採用しない家庭も多く見られます。
広範囲ではない土地に門柱を設置したい場合は、ポストと表札をメインにしたスリムな門柱など、省スペースタイプの製品を選ぶと良いでしょう。
設置する場合は2人通れる広さに
間口の広い敷地に門柱を設置することは、外からの侵入を防ぐ意味も持ちます。
ただし防犯性を高めることだけを重視せず、使いやすさにも配慮して、2人が同時に通れる位の広さは維持するようにしましょう。
周囲とのバランスに気を付ける
住宅の外壁や玄関ドア、アプローチや庭との調和は保てているでしょうか。
メインとなるカラーを合わせたり、材質や質感を揃えたりするなどの工夫を凝らすと、家全体のバランスが良くなるはずです。
インターホンの場所に配慮を
インターホンを設置する高さは120~130cm程度が理想的です。
また、カメラ付きのインターホンなら、相手の顔がしっかり写るように逆光にならない位置を選びましょう。
ポストをつけるときは慎重に
「知らない人に玄関まで来てほしくない」という理由から、郵便ポストを門柱につける方は多いようです。
しかし、玄関からポストまでの距離が離れていると、風雨が激しい時などにいちいち濡れてしまって不便な思いをしますので、注意が必要です。
門柱にポストをつける場合は、中身が丸見えになったり、イタズラされたりする可能性も考慮して、必ず施錠タイプの物を選びましょう。
ポストの高さも120~130cm程度が適しています。
表札は見やすい位置が基本
表札はその家の看板のようなものです。
門柱に見やすい位置に設置することが一番ですので、インターホンかポストの上がベストポジションだと言えます。
照明があると便利
門柱の照明は、防犯としての大事な役割を果たします。
一晩中点けておいても良いように、LEDやソーラーライトなどを利用して節電の工夫をしてみましょう。
また、おしゃれなデザインの照明なら、昼間は門柱を彩るアクセントとしても役立ちます。
門柱自体の位置もよく考慮する
門柱はなるべく玄関寄りに設置するようにしましょう。
門柱を道路沿いに設置すると、お子さんがぶつかってしまう、駐車スペースへの出入りがしにくくなる、などのトラブルが起きる可能性があります。
けが人が出た場合は損害のリスクも否定できないため、十分な配慮が必要です。
門柱の施工費用・価格
門柱を設置する際の費用相場は、本体価格が約5~15万円、工事費が3万5千~5万円位で、合計10~20万円程度です。
また、門柱にインターホンや門灯を取り付ける場合は、各々プラス1万2千円ほどがかかります。
さらに、既存の門扉の撤去や、照明を取り付けるための電気工事が発生するのであれば、総額で40万円位かかると考えておいた方が良いでしょう。
費用の点でしっかり納得するには、複数の施工業者に見積もりを依頼し、価格の比較を行うことが大切です。
デザインや素材、大きさなどによって、門柱はその家を様々な雰囲気に演出してくれます。
住宅やアプローチとのバランス、機能性の高さなどをいろいろ考慮しながら、素敵な門柱を設置してみて下さいね。