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軒天に使うケイカル板の塗装方法は?ケイカル板の特徴や費用も解説!

どうもリートライフの佐藤です!

今回は軒天に使うケイカル版の塗装方法について解説していきます!

 

ケイカル板は軒天によく使用される素材ですが、ケイカル板を使うのにはどのようなメリットや理由があるのでしょうか?

この記事では、ケイカル板の特徴やメリット・デメリット、ケイカル板のメンテナンス法などについてまとめました。

ご家庭で軒下のケイカル板を塗装する方法もご紹介しますので、DIYでの塗装を考えている方は必見です。

 

軒天にも使われるケイカル板とは?

 

軒天の素材にもっともよく使われるケイカル板ですが、普段の生活の中ではあまり馴染みのない言葉ですよね。

人気があるみたいだけど、よく分からない素材だから使うのに躊躇する…、という方も多いのではないでしょうか。

この章ではまず、ケイカル板とはどのような建材なのかをまとめてみました。

 

そもそも軒天とは?

 

「軒天(のきてん)」とは、外壁から外側に出ている屋根の裏側部分のことです。「軒裏(のきうら)」「軒天井(のきてんじょう)」「上げ裏(あげうら)」と呼ばれることも。屋根だけでなく、ベランダやバルコニー床の裏側も「軒天」です。

一見目立たない軒天ですが、雨よけや日差しの調整、外壁の保護、火事の際の延焼を防ぐ、屋根裏の内部結露を防ぐ、などたくさんの役割があります。

ちなみに、軒天は「付帯部分」という分類に属すため、塗装の際は屋根や外壁とは別の部所として区別されています。

 

軒天で最もメジャーな「ケイカル板」

 

ケイカル板 軒天

 

「ケイカル板」とはケイ酸カルシウム板のことで、外壁や内壁に使われる耐火断熱材です。

ケイカル板は、主原料である水酸化カルシウムと砂を板状に成形したもので、不燃建材であるのが大きな特徴

他にも珪藻土(けいそうど)や、アスベストが含まれていないノンアスベスト材などが使われることもあります。

軒天だけでなく、耐水性に優れているため室内の水回りや、半外部空間で使用されることも多いようです。

 

ケイカル板の特徴とは?

 

ケイカル板には、軒天の建材として利用しやすいいくつかの特徴があります。主な性質・特徴は以下の通り。

 

  • 耐水性に優れ、湿気などによる変形が起こりにくい
  • 腐食しない
  • 丈夫
  • 耐火性が高く、燃えにくい

 

耐水性で雨や湿気に強く、耐火性が高い丈夫な建材となれば軒天に最適ですね。

 
まとめると…
 
  • 「軒天」とは、外壁外側に出ている屋根の裏側面のこと
  • ケイカル板は軒天の素材として人気
  • 耐水性・耐火性が高く、湿気や腐食に強いのが特徴

 

軒天にケイカル板を用いるメリット・デメリット

 

ケイカル板は軒天によく使用される素材ですが、メリットやデメリットも存在します。

この章では、ケイカル板を軒天に用いるメリット・デメリットを見ていきましょう。

 

軒天にケイカル板を用いるメリット

 

ケイカル板は不燃建材、つまり燃えない建材です。そのため、火事になった際の延焼を防げるのが最大のメリット。

さらに、湿気などで変形したり腐ることがないため、雨が当たる場所でも安心して使用することができます

 

軒天にケイカル板を用いるデメリット

 

ケイカル板には、汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。またひび割れしやすく、やや重量がある点もケイカル板のウィークポイントと言えるでしょう。

 
まとめると…
 
  • 耐火性が強く丈夫なので、火事の際は延焼を防げる
  • 湿気による変形や腐食がしにくいため、雨が当たる場所でも使用可能
  • デメリットは汚れが目立ちやすく、ひび割れしやすいこと

 

ケイカル板と他の素材を比較してみよう!

 

ケイカル板以外にも、軒天に使用される素材があります。

この章では、ケイカル板以外の素材の種類や特徴について見てみましょう。

 

木材(合板、ベニヤ板)

 

ケイカル板 ベニヤ板

 

木材とは、ベニヤや合板のように木を原料とする板のことです。

「ベニヤ板」とは、木の丸太をかつら剥きのように剥いた薄い板のこと。積層していない単層のものを指します。

そして、このベニヤ板を接着剤で積層した板が「合板」です。

木材のメリットは安価で軽量であることですが、耐久性や耐火性はケイカル板に劣るため、最近では木材の軒天は減ってきているようです。

 

スラグ石膏板(エクセルボード)

 

「スラグ石膏板」は鉱物に石膏を混ぜて作られた板材で、耐火性・断熱性に優れた不燃素材です。ケイカル板と同じく、軒天の材料としてよく使用されています。

扱いやすく施工しやすい上に、価格が安いというメリットがある一方で、水に弱いデメリットも。

そのため、水回りにおいてはスラグ石膏板よりもケイカル板の方が適していると言えるでしょう。

 

フレキシブルボード

 

「フレキシブルボード」は、セメントと補強繊維を主原料とした板状の建材です。ケイカル材と同じく不燃材でありながら、ケイカル板よりも耐久性が高いのがメリット。寸法変化率が非常に低いため反りなどが少なく、品質が安定しているのも人気の理由でしょう。

他の素材と比べてやや重い素材ですが、軒天の他にも天井材やビルトインガレージの壁などにもよく使用されています。

 

金属板

 

ケイカル板 金属

 

金属板は、ガルバリウム鋼板やアルミスパンドレルなどを加工した建材のこと。

軽量で不燃材であるというメリットがありますが、他の素材と比べてサビが発生しやすいのがデメリットです。

軒天に使用する場合は、屋根から直接軒天を覆うように施工される場合もあります。

 

それぞれの素材のメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。

 

素材 メリット デメリット
木材 安価で軽量 耐久性や耐火性は△
スラグ石膏板 安価 水に弱い
フレキシブルボード 耐久性が高い 素材が重い
金属板 軽量で耐火性がある サビが発生しやすい

 

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