アルミサッシ・アルミサイディングの塗装方法
どうもリートライフの佐藤です!
今回はアルミ塗装について解説していきます!
アルミサッシ・アルミサイディングの塗装方法
アルミは、窓枠や玄関ドアから手すりに至るまで、住居の至るところに使用されているとても身近な建築資材です。
錆びに強く軽量であるといった長所をもつものの、塗装が定着しにくいという性質ゆえに、アルミ建材は定期的に塗装のメンテナンスをおこなわなければなりません。
しかし、「そもそもどうしてアルミに塗装が必要なの?」「どのようなタイミングで塗り直しをおこなえばよいの?」と疑問に感じている方も多いことでしょう。
そこでこの記事では、アルミの塗装に関する基礎知識からそのメンテナンス方法、DIYでの塗装方法に至るまで徹底解説しています。
アルミに塗装は必要なの?
普段生活している中ではあまり気づくことがないものの、意識してあたりを見回してみると、お住まいの至るところにアルミが使われていることに気づくはずです。
しかし、外壁や屋根のようにアルミにも塗装をおこなう必要はあるのでしょうか?ここではまず、アルミの基本情報や塗装の必要性についてチェックしていきましょう。
そもそもアルミとは
非常に軽量で錆びにくい金属であるアルミは、私たちの生活になくてはならないとても身近な存在です。
たとえばアルミホイルや1円玉にも使用されていますし、また住居に関して言えば手すりやドア、サッシ部分などさまざまな箇所でアルミが用いられています。
万能に思えるアルミではありますが、表面に傷がつきやすい、傷から錆が発生しやすいといったマイナスの特徴も併せ持っています。
こうした状態を放置すると住宅の美観を損ねますし、何よりアルミそのものの耐久性が低下してしまうことに…。
だからこそ、建材としてアルミを使用する場合は傷や錆から守るため、また経年劣化や汚れを目立たなくするために塗装をおこなう必要があるのです。
また、無機質で面白みのないアルミ建材であっても、塗装することでおしゃれなデザイン・カラーに変身させることもできます。
アルミの塗装は剥がれやすい?
アルミは塗装がつきにくい性質をもっているため、基本的には短期間で塗装が剥がれることを覚悟すると考えておいたほうがよいでしょう。
また、木材や鉄などの建材と違い、アルミは専用の下塗り材を使わないと塗装できないうえに、その難易度も高いのです。
適切に下塗り材を使用し、適切な方法で塗装をおこなわなければ、すぐに剥げてしまいます。
- アルミ=軽量で使い勝手がよいが、傷がつきやすく錆が発生しやすい
- アルミの保護や耐久性アップのために塗装は必須
- アルミは塗装をしてもすぐに剥げる
アルミ建材の種類
マンションやアパートにせよ、戸建てにせよ、住居の多くの箇所にアルミ建材が用いられています。
アルミは塗装が剥げやすいため、適切なスパンで塗り直しなどのメンテナンスをおこなう必要があります。
ここからは、住宅に用いられるアルミ建材の種類やそのメンテナンスの目安について見ていきましょう。
アルミサッシ
多くの住宅では、窓部分にアルミが使用されています。窓枠の周りのサッシ部分に使用されているアルミは、基本的に錆に強いものが用いられています。
しかし、それでも年数が経てば錆や塗装の剥がれが生じるため、基本的にアルミサッシは10年おきに塗装のメンテナンスが必要です。
玄関ドア
玄関ドアをアルミで作っている家も少なくありません。
毎日の開け閉めによってアルミに傷がついたり剥がれが生じたりしやすいため、見栄えが悪くなってきたならば塗装を検討しましょう。
手すり
ベランダなどの手すり部分にも、アルミが使用されているケースが多いでしょう。手すりはどうしても接触回数が多くなるため、塗料が剥げやすくなってしまうもの。
傷もつきやすく、その部分から錆がどんどん発生することもよくあります。手すりのアルミに関しても、10年おきに塗り直しをおこなう必要があります。
サイディング
家の外観を大きく左右する外壁部分に、アルミで作った軽量のサイディング材を使用するケースもあります。
アルミのサイディング材は軽量なため外壁に負担をかけず、また金属製ならではのスタイリッシュで洗練された外観を実現してくれるというメリットも。
ただし、アルミのサイディング材は傷や錆がつきやすいため、基本的には10〜15年おきに塗り直しなどのメンテンナンスをおこなうことになります。
- 住居の多くの箇所にアルミ建材が使用されている
- アルミサッシ:10年ほどで塗装メンテナンスをおこなう
- 玄関ドア:剥がれが目立ってきた時に塗り直しをおこなう
- 手すり:10年ほどで塗装メンテナンスをおこなう
- サイディング:10~15年ほどで塗装メンテナンスをおこなう
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