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人造大理石って何??

 

今回は「人造大理石」について解説していきます!

 

1・人工大理石、人造大理石を取り入れたキッチンの基礎知識


●天然大理石と人大の違い

美しい模様と光沢が特徴の天然大理石。建築用の石材として、床や壁などさまざまな場所に使われています。長い年月を経てつくり出された天然大理石は多彩な色や模様があり、空間に高級感を感じさせてくれます。しかし、天然大理石には弱点があります、、、

 

それは、水に弱く、濡れることで少しずつ輝きを失っていくこと。

研磨をすればもとの輝きを取り戻せる場合もありますが、一般的な住宅で天然大理石を水まわりに使うのはメンテナンスの手間や費用を考えるとあまり現実的ではないかもしれません。

 

天然大理石のデメリットを補うのが人工大理石・人造大理石(以下、人大)です。人大には樹脂やセメントなどが含まれており、天然大理石に比べて水に強いメリットがあるため、キッチンや洗面台、浴槽などの水まわり設備に適した素材です。

 

 

●天然大理石と比べた場合の、人大のメリット、デメリット

水に強いことのほか、人大のキッチンのメリットには何があるでしょうか?

天然大理石と比べると
・柔らかいので食器がぶつかったときに割れにくい
・加工しやすいのでコストが低い
・色や模様のバリエーションが多い

といったメリットがあります。逆に熱に弱い点がデメリットですが、最近は耐熱性が進化しているため、キッチンでの使用に支障はありません!

 

 

2・人大の性能の進化でキッチンのデザインや使いやすさが変化!


●耐久性や耐熱性が向上

人大が使われるのはキッチンの天板。そのほか、プランによっては背面収納などのカウンター部分や、アイランドタイプになった作業台の天板などにも使用されます。

 

いずれも水や油、熱などを使う場所です。かつての人大は鍋やケトルの跡や調味料や油などがシミになったり、傷がついたりしやすかったり、といった弱点がありました。

最近の人大は、従来に比べて耐熱性や耐汚染性などが向上しています!

 

人大の性能が向上したことで、キッチンのデザインも変わってきています。

「今までは、天板はステンレスもしくは人大、シンクはステンレスという組み合わせが多くみられました。最近では、人大のシンクのバリエーションも増え、天板だけでなくシンクも人大とするケースも増えてきているようです」

天板は人大、シンクはステンレスのキッチン
天板は人大、シンクはステンレスのキッチン
天板もシンクも人大を使ったキッチン
天板もシンクも人大を使ったキッチン

 

 

3・キッチン選びで知っておきたいポイント!


●ステンレスキッチンの特徴も知っておこう

キッチンを選ぶとき、ステンレスにするか、人大にするかで迷う人もいるでしょう。

 

天然大理石のようにやわらかな温かみがあり、カラーバリエーションも豊富なのが人大のキッチン。ステンレスは耐久性や耐熱性の高さやお手入れのしやすさから使いやい作業性を重視する人向け。シャープでモダンな空間に合わせてステンレスを選ぶケースもあります。

ステンレスのキッチンはシャープでモダンな印象
ステンレスのキッチンはシャープでモダンな印象

●素材の特徴
・人大

天然大理石によく似た風合いの素材
耐水性、耐汚性に優れ、汚れも落ちやすい
色や柄のバリエーションが豊富
アクリル系は透明感や光沢があり、衝撃性や耐熱性などに優れている
ポリエステル系はアクリル系よりも性能や風合いなどが少し劣るが比較的安価なものがある
メーカーやキッチンシリーズ(商品)によって価格や素材感、色合い、性能が異なる

・ステンレス
サビにくく、お手入れがラクな素材
耐久性や耐熱性がある
メーカーやキッチンシリーズ(商品)によってステンレスの厚みはさまざま
傷がつきにくく目立ちにくい凹凸のある表面加工や、傷や汚れがつきにくく落としやすい表面加工などがある

・ほうろう(ホーロー)
ガラス質の釉薬(ゆうやく)を金属の表面に焼き付けた素材
鋼板ほうろうと鋳物ほうろうがある
耐熱性や耐久性がある
独特の滑らかな肌ざわり、美しい色合いなどが魅力
シンクで用いた場合、硬い食器などを落とすと破損しやすく、欠けた箇所からサビが生じるケースがある
輸入品のシンク単体がみられるが商品バリエーションに限りがある

 

THE CRASSO(ザ・クラッソ)

 

ステディア
カウンタートップとシンクに人工大理石アクリストンを使った「ステディア」。
排水口までごみを運ぶ水の流れを計算しつくした流レールシンク
排水口までごみを運ぶ水の流れを計算しつくした流レールシンクは、汚れにくく洗いやすい。
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