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外壁からの雨漏り!?原因を教えます!

 

今回は外壁からの雨漏りについて解説していきます!

 

 

1・外壁から雨漏り・その原因は??


「雨漏り」というと一般的には屋根からの雨漏りをイメージしがちですが、実際は外壁が原因の雨漏りするケースも少なくありません。

 

外壁からの雨漏りは、外壁材の隙間や亀裂などから雨が浸入することがほとんど。外壁材も当然劣化しますから、このような現象は決して珍しくないのです。

 

●外壁から雨漏りなんてあるの?

「雨漏り」というと屋根のイメージが強すぎて、「外壁から雨漏りすることなんてあるの?」と驚く方もいるかもしれませんね。

 

しかし雨が当たる場所であれば、雨漏りする可能性は常につきまといます。

屋根以外で雨漏りが起こりやすい場所は、サッシ、換気扇、ベランダ、そして外壁です。

 

外壁の劣化や破損によって雨漏りするケースは珍しくありません。外壁からの雨漏りは素人には発見しにくく、気づいた時には雨漏りの症状が進んでいた、ということも少なくないようです。

 

「外壁からの雨漏り」その原因は?

外壁からの雨漏りには、主に5つの原因が考えられます。

 

  • 外壁のひび割れ

 

  • コーキングの劣化や破損

 

  • 業者の施工不良

 

  • ベランダの防水の劣化

 

  • 外壁の破損

それでは、それぞれの原因や特徴について詳しく見ていきましょう。

 

●外壁のひび割れ

外壁材が劣化するとひび割れたり、反りや変形してひびが発生することがあります。外壁からの雨漏りは、そのようなひび割れた部位から雨が浸入することで起こるケースが多いのです。

 

外壁材の劣化や破損の症状次第ですが、ひび割れによる雨漏りは施工後5年以上が経過すると発生しやすくなります。

 

 

●コーキングの劣化・破損

外壁のコーキングがひび割れて劣化している外壁材をつなぐコーキング部分も、長い間の使用によって劣化します。コーキングが劣化すればひび割れたり、剥がれ落ちて隙間ができることも。そこから雨水が浸入すれば雨漏りの原因となるでしょう。

 

施工後5年以上が経過すると、コーキングが劣化・破損する危険性が高くなります。コーキングから雨漏りする場合は、コーキングの補修が必要となるでしょう。

 

●業者の施工不良

外壁からの雨漏りは、施工不良であるケースも少なくありません。この場合、本来は埋めるべき隙間を業者が埋めていなかった場合に起こるのがほとんど。外壁の隙間を放置しておけば、雨が降った時にそこから雨水が浸入するのは当然ですね。

 

施工不良による雨漏りは、早ければ施工後数日で発生することもあるようです。

 

●ベランダの防水の劣化

ベランダ防水工事外壁同様、常に雨風にさらされているベランダも、実は雨漏りしやすい箇所のひとつ。ベランダの雨漏りの原因は、防水塗装剤の劣化、床や手すりなどに入ったひび、排水管の詰まりや劣化などが考えられます。

 

●外壁の破損

外壁材やコーキングに寿命が来て劣化が激しくなれば、隙間やひびが生まれやすくなります。さらに地震や台風などで外壁が破損してしまえば、そこから雨漏りを引き起こす原因となるでしょう。

 

外壁材などの耐用年数や、施工してからの期間によって発生する可能性は異なりますが、使用した年月が長くなればそれだけ雨漏りの可能性も高くなるでしょう。

 

2・外壁からの雨漏りを放置すると…?


せっかくのお住いが雨漏りしていたらうんざりですね、、、

 

雨漏り調査や補修工事など考えただけでも億劫になりがちですが、放置するのは禁物。雨漏りは建物の劣化を早め、住人の健康にも悪影響を与えます。

 

ここでは、雨漏りを放置したらどのようなネガティブな影響が発生するかをご紹介します。「たかが雨漏り」と軽く考えず、外壁からの雨漏りを発見したら、面倒がらずにできるだけ早く処置を施すようにしましょう!

 

●被害が拡がり、さらに修理費用がかさむ

雨漏りを放置すると外壁材の内側にまで雨水が浸入し、材質内部の劣化や腐食が進みます

 

腐食した木材はシロアリの大好物ですから、建物全体に被害が広がることに。こうなると、建物の寿命にも影響が出てしまいます。

 

早めに補修をしておけば濡れた部分だけの修理で済みますが、放置が長引けばより劣化症状が進みます。

 

●カビやコケが生えやすくなる

雨漏りで建物内部の材質を濡れたままにしておけば、木材や断熱材などにカビやコケが生えやすくなります。

 

建物の内部にカビが生えていれば、いくら室内の換気に気をつけたり清潔に保っていても意味がありませんね。

 

●雨が降るたびに対応に追われる

雨漏りを放置しておけば、雨水は室内にも入り込んできます。お部屋の中にまで水が落ちてくるようになれば、雨が降るたびにバケツを用意したり、濡れた床を拭いたりと手間がかかるようになります。

 

雨漏り部分の修理だけでなく根本的な原因を除去しなければ、いつまでも雨漏り対応に追われ続けることになります。梅雨や台風の時期や、雨の多い地方にお住いの方にとっては大きなストレスではないでしょうか。快適な生活のためにも、早めの対応を心がけましょう。

 

3・「外壁からの雨漏り」応急処置の方法


お部屋の中が雨漏りしているのを見たら、ほとんどの人は焦ってどうしたらいいか分からなくなりますね。

 

まずは落ち着いて、室内に入り込んでくる雨水をバケツや雑巾などで防ぎます。それから、雨漏り箇所の応急処置を考えましょう。

 

●ブルーシートで壁を覆う

梅雨や長雨、台風などの災害で突然雨漏りをした場合は、ひとまず雨漏り原因と思われる外壁全体をブルーシートで覆ってしまいましょう。雨漏り部分に直接吹きつけてくる雨水を防いだり、雨漏りの勢いを抑える効果が期待できます。

 

●コーキングで隙間を埋める

雨水の浸入が外壁の隙間からである場合は、コーキングで埋めるのが効果的です。コーキング剤もホームセンターなどで手軽に入手できます。しかし素人がやると余計な部分まで穴埋めし、逆に雨漏りを悪化させることも。

 

●雨漏り箇所の前に物をおいてふさぐ

外壁の雨漏り箇所が見つかった場合、物を置いて雨を防ぐこともあります。しかし、残念ながら、大きな効果はほとんどないようです。

 

雨は対象部位だけに向かって吹きつけるわけではありません。屋根や外壁を伝って対象部位に浸入してくることもありますから、雨漏り部分より上部の外壁に雨が当たれば、その雨水は壁を伝って雨漏り箇所から内部に染み込んでしまいます。そのため、雨漏り箇所の前だけに物を置いただけでは大きな効果を感じることはないでしょう。

 

 

4・外壁からの雨漏りはDIYでも補修できる?


外壁が雨漏りしていると分かった場合、簡単な補修なら自分でやってしまいたいと思うことはありませんか?

業者を呼ぶとなれば調査や修理で時間や費用がかかりますから、煩わしく感じることもあるでしょう。最近では、ホームセンターなどで手軽に補修道具も揃えることもできるので、DIYで修理すれば費用も安く抑えられますね。

 

しかし、そもそも外壁の雨漏りはDIYで補修することはできるのでしょうか?屋根の雨漏り修理と比較しながら、その違いをまとめてみました。

建物の中で雨漏りしやすい箇所といえば屋根ですが、屋根の雨漏り修理は落下などの危険が伴います。専門の業者でも足場を組んで修理を行うぐらい屋根の上での作業は難しいのです。

 

したがって、素人による屋根の雨漏り修理はおすすめできません。

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