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住宅屋根の天窓のメリット・デメリット『2』

 

今回のブログは前回の天窓の続きを書いていこうと思います!

 

 

1・防犯面に良いところがある!


侵入者に屋根に上られたらそこから侵入できそうな天窓の防犯性は低いのではないか、と思われますが

「一般的に天窓に利用されている合わせガラスや網入りガラスは貫通させにくいため、割って中に入るのは困難です。」

 

穴を広げるのに時間がかかり、大きな音がしますから周囲に気づかれやすいのです。

 

また、屋内では壁に面していないので足場がなく、天井から垂直に落ちてしまうため、まず侵入経路として天窓を使用する泥棒はいないでしょう!

天窓がある注文住宅実例

天窓から侵入するのは実は至難の技

●実は高窓より寒くない!?

部屋が寒くなるのは、壁の間に隙間や薄い場所があって外気の影響が室内に及ぶためです。

 

窓はガラス製のため、どうしても外気の影響を受けやすく、窓の面積が大きいほど部屋は寒くなります。天窓の場合、より小さい面積で部屋を照らすことができるので、相対的に部屋が寒くなりづらいといえます。

 

これまでの通り、天窓にはたくさんのメリットがある一方、デメリットや注意が必要なポイントもあります。

 

ただし、適切な対策によってそれらをメリットに転じることもできます。

 

 

●音が気になる、、、

天窓は屋根にあるため、雨が降ったときの雨音の影響で眠れない人もいるかもしれません、、、

 

天窓は位置が高く面積も小さいので、屋外の話し声や歌声などの大きな音は気にならないことが多いのですが、雨や嵐の場合はどうしても高窓などよりも大きい音がします。

 

垂直な窓なら雨は窓に斜めに当たりますが、天窓は垂直に近い形で直接当たるためです。自然の出す音として雨音も楽しめる人には向いています。

 

 

●暑さが気になる

天窓は天空光が一日中入ってくるので明るい半面、「室内が暑くなってしまうのでは?」と思う人もいるでしょう。

 

暑さ対策としては、ブラインドを活用し、光をふんだんに取り入れたり、またはシャットダウンしたり、差し込む熱をメリハリ付けて調整できます。

 

天窓も高窓も、ブラインドの使用が暑さ対策には効果的です。

 天窓にブラインドを設けた注文住宅実例

ブラインドの活用によって室内の暑さ対策をすることができる!

●メンテナンスの必要がある!

高い位置にある窓で大変なのは掃除や修理などのメンテナンスです。

 

高窓も天窓も、窓の内面ははしごや脚立を使い、柄が長いグラスワイパーで掃除をしますが、外面の掃除をするのは大変です。通常は専門の業者に依頼するしか方法はありません。

 

特に屋根に上がらなければならない天窓は高窓よりも掃除や修理が面倒です。

 

2・天窓(トップライト)の種類は? 気を付けるべき点は?


天窓の種類としては、窓の開閉によりフィックス、手動、電動の3タイプに分かれます。

 

●天窓の種類

  • フィックス(固定)タイプ:固定されており開閉ができない。そのため、通気性はない(約5万円~)

 

  • 手動タイプ:開閉用の棒やハンドルを利用して、手動で開閉する(約8万円~)

 

  • 電動タイプ:リモコンなどで窓の開閉ができる。雨を感知して自動で天窓を閉めるセンサー機能もある(約15万円~)

天窓では特にガラスの性能が重要です。

 

天窓はその特性から、遮熱性能の高いガラスを利用します。一方で、冬の寒さには耐えられる断熱性も伴っています。

 

3・天窓(トップライト)の設置・交換やメンテナンスはどうしたらいいの?


 

「高い位置に設置する窓には、どうしてもデメリットとして外側の掃除やメンテナンスのしづらさがあります。天窓のメンテナンスは、専門の業者に任せる必要があります。屋根に上るには安全基準があり、足場を組んでの作業が必要なためです」

 

そうなるとコストの心配をする人もいると思います、、、確かに、例えば天窓のガラス掃除は大変なのですが、恒常的に雨にさらされて表面の汚れが流されてしまうため、実はさほど汚れないのです。

 

むしろ、ほこりや雨の跡が残ったままになる高窓よりも、天窓は汚れにくいといえます。

 

「天窓は掃除がしにくい分、雨で汚れが流れやすいガラスを使っています。また、製品のデザイン面でも工夫されています。例えば、室内側の窓の広さよりも大きいガラスを使用していることで、下の方にたまりやすい汚れが室内から見えにくくなっているのです」

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