長持ちする外壁って結局何??『2』
今回は前回の続きで「長持ちする外壁」についてご紹介していきます!!
1・外壁の寿命を延ばすための対策ってあるの?
外壁素材の耐用年数を延ばすためには3つのポイントがあります!
ポイントを守らないと本来の耐久性を発揮できずに数年で剥がれる外壁となるでしょう。
メンテナンスの手間を省いてリフォーム費用を抑えるために、以下の点をチェックしておきましょう!
●DIYで工事をしない
外壁のリフォームをDIYで行うと素材の耐用年数が短くなります。
たまに「張替えは無理でも塗装なら自分でできるだろう」と考えてDIYしてしまう人がいます。
しかし、外壁塗装は国家資格が存在するほど高度な技術を必要とする工事です。
インターネットの情報を鵜呑みにしてDIYをすると、雨漏りが発生したり塗装が1年で剥がれたりといったトラブルを引き起こすでしょう。
どれほど簡単そうに見える工事でも、外壁リフォームをDIYで行ってはいけません!!
●耐用年数が長い材料を選ぶ
外壁の寿命を延ばすには、耐用年数が長い素材を選ぶことが前提となります。
耐用年数が長いといわれる素材の順番は以下のようになります。
- タイル 25〜30年
- サイディング 15〜20年
- 塗装 10〜20年
上記は適切な業者によって工事してもらった場合の年数です。
●優良業者にメンテナンスを依頼する
優良な業者にメンテナンスをしてもらえば、塗料の性能を最大限発揮できるため、腕が悪い業者よりも外壁の寿命が延びやすくなります。
しかし、優良業者かどうかを見抜くのは知識がなければ難しいでしょう。
工事費用を抑えながら優良業者を探す方法としては以下のようなポイントがあります!
●見積書が具体的かどうかを確認する!
見積書の細部を見て素人が良し悪しを判断するのは困難です。
そのため優良業者を見抜くポイントとしては見積書の具体性に注目します。
「工事の面積が細かく数量で書かれているか」、「工事に使う材料のメーカー名や商品名が記載されているか」、「工事項目の数は少なすぎないか」などを見るだけで、あからさまな悪徳業者は避けられるでしょう。
見積書で不明瞭な項目があった場合は遠慮せずに業者に確認してください。
悪徳業者は見積もり項目の水増しを行うため、特定の会社にしか存在しない工事内容がある場合は必ず尋ねましょう。
2・まとめ
外壁で使える材料にメンテナンスフリーの素材はありません。
ただし、メンテナンスの手間が少ない高耐久の素材はあります!
「タイル」は最も耐久性が高いですが、高価なため予算と相談が必要です。
「樹脂系サイディング」はタイルの半額程度の価格で工事ができますが、施工難易度が高いため作業ができる業者が少ないです。
メンテナンスの手間を省きたい場合は上記のどちらかの素材を利用しましょう!