今回はウッドデッキのメンテナンス方法について解説していきます!
1.ウッドデッキのあるマイホーム、憧れませんか?
しかし、ウッドデッキを購入したあとに「ちゃんとした状態で維持できるか」「メンテナンスはどうしたらいいのか・・・」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ウッドデッキはメンテナンスのポイントをおさえることが重要です。
適切なメンテナンスを行うことで、ウッドデッキを長持ちさせることができます。
ぜひ参考にしてみてください。
ウッドデッキはさまざまな木材の種類があるので、それぞれ耐久性やメンテナンスのタイミングが異なります。
まずはウッドデッキの「木材が何なのか」をしっかりと確認しましょう。
ホームセンターでよくみられる木材では、スギ材、ヒノキ材、レッドシダー材、またホワイトウッドやSPF材もソフトウッドに該当します。
ソフトウッドは樹種によりかなり耐久性に差がありますが、総じてハードウッドより耐久性が劣ります。塗装メンテナンスしても一般的には5~7年前後で腐りが入るケースが多いです。
特にホワイトウッドやSPF材は室内用で、防腐処理を施しても雨晒し・日晒しの屋外使用にはまったく適しません。
ただしソフトウッドでもスギ材、ヒノキ材等は、適切な防腐防蟻処理、例えばACQという薬剤を屋外使用基準で加圧注入処理を施せば、ハードウッドと同じくらいの防腐・防蟻耐久性を持たせることができます。
ウッドデッキに使われるハードウッドは、主に東南アジアや中南米から輸入されています。
樹種や使用環境により異なりますが、素のままの使用でも15~25年程度の耐久性が認められています。
塗装しなくても良いのもハードウッドのメリットです。 ただし腐りにくいが、腐らないわけではなく、設置環境や使い方によっては10年越えた頃から腐る場合もあります。また樹種によっては、ハードウッドのササクレ・棘は非常に取りにくいので、経年劣化によるササクレに注意する必要があります。
人工木(樹脂木)のほとんどは、プラスチックと木粉を配合して成型したものです。
基本的に腐るなどの心配がないのでメンテナンスは不要です。ただし、特に中空タイプの床板の場合、日当たりの良い場所では夏場に表面温度が50~60度以上になり、かなり熱く感じます。また経年劣化として、夏冬の気温差による収縮による床板がヒビ割れや、部材のエッジ部分が傷むケースも見られます。
また10年前後からプラスチック特有の退色も目立つようになるので、天然木のようなエージングは楽しめません。
ウッドデッキの日常的なお手入れは、より長持ちをさせるという意味でとても重要です。
ウッドデッキは埃や汚れが原因で「雑菌」が繁殖し、ときには木材の腐朽菌が付着することもあり、傷みの原因になりかねません。 月に1度くらいはデッキの清掃(掃き掃除や汚れ部の拭き掃除など)定期的なお手入れをして、ウッドデッキをより長持ちさせましょう。3~5年に一度のメンテナンス塗装はより効果的です。
3年も過ぎてくると天然木はササクレが発生しやすくなってきます。 ササクレが発生した際はホームセンターなどで販売されてるサンドペーパーで磨くとキレイに取り除くことができます。ウッドデッキをお子さまやペットが利用する場合は特に注意が必要です。
ウッドデッキは、通常3年以上経過すると、緑色の苔や藻みたいな汚れがついてきます。
日当たりや風通しの悪いところではつきやすくなります。発見したらデッキブラシですぐ取り除きましょう。(金属製のデッキブラシは木材を傷つけてしまうので避けてください)放置するとデッキブラシ等でも汚れが落ちなくなります。
そんな時は、家庭用の高圧洗浄機をお使いください。ウッドデッキを傷つけないで汚れや黒ずみが簡単に取れます。3年に1回ほどの高圧洗浄はおすすめです。
ウッドデッキのメンテナンスについて、いくつか「ご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか? ウッドデッキは適切なメンテナンスをすれば、より長持ちし、快適なアウトドア・リビング空間を長期にわたって楽しむことができます。