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コンクリートブロック塀の補修方法、【DIY・業者】費用を抑えるコツも紹介します!

 

今回も前回に引き続きコンクリートブロック塀の補修方法、【DIY・業者】費用を抑えるコツも紹介します!

 

ブロック塀を補修せず放置すると…

補修工事にはお金も時間もかかるもの。「これくらいならばまだ大丈夫」と安易に捉えて、ブロック塀の劣化サインを見逃してしまうとさまざまな弊害が生まれます。

ここからは、ブロック塀を適切に補修しなかった場合のリスクについて確認しておきましょう

 

外観を損なう

 

ブロック塀は家の外観を大きく左右するため、ひび割れや錆びなどを放置すると家そのものの見栄えが悪くなるでしょう。

最初は軽微な劣化サインであっても時間が経つにつれて劣化が進行するため、家がどんよりと暗くボロボロな印象をもたれることに…。

 

倒壊する危険性

 

家の美観が損なわれるだけならばまだしも、傾きなどの深刻な劣化症状を放置しておくと地震発生時などにブロック塀が崩れてしまう恐れがあります。二次被害が発生する可能性も高いでしょう。

 

ブロック塀の劣化は早めの補修を

 

劣化したブロック塀は人を巻き込んで倒壊する恐れがあり、死亡事故の原因となりかねないため、早急に補修が必要です。

適切なメンテナンスを怠り、万が一死亡事故を起こしてしまったならば高額な賠償金を請求されることも…

まとめると…
 
  • 家全体が古びた印象になってしまう
  • 軽度の地震でも倒壊する危険性が高まる
  • ブロック塀の倒壊が死亡事故を招くことも

 

ブロック塀の補修方法

ここまで見てきたように、劣化症状が出たときにはできるだけ早くブロック塀を補修することが大切です。

では、具体的にどのような手順で補修をおこなうのでしょうか?以下では、ブロック塀の補修方法についてチェックしていきましょう

 

ブロック塀の塗装

 

塗装には、ブロック塀の美観を高めると同時に汚れやカビ・コケなどの付着を防ぐ役割があります。

塗装が剥げてしまえば表面に汚れが付きやすくなり、ブロック塀の見栄えも悪くなってしまうことに…。

メンテナンスでは、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗装をすのが一般的です。軽度な劣化症状ならば、以下のようなものを使ってDIYで塗装をおこなうことも可能。

 

  • 下塗り塗料
  • 仕上げ塗料
  • ローラー
  • ハケ
  • 洗浄ブラシや高圧洗浄機
  • 養生シート
  • マスキングテープ

 

塗料の飛散を防ぐために、まずはシートやマスキングテープを使用してしっかりと養生作業をおこないましょう。

表面に汚れやカビ・コケが付着したままだと塗料がすぐ剥がれてしまうため、高圧洗浄機などを使用して塗料が定着しやすい状態を整えておきます。

 

面積の大きい部分はローラーを使用し、ブロックとブロックの境目などはハケを使用すると綺麗な塗装に仕上がるのでおすすめです。

 

ひび割れの補修

 

コーキング

 

ひび割れを起こしたブロック塀の修理では、コーキング材を注入します。必要な道具として、以下のようなものが挙げられます。

 

  • コーキング材(補修材)
  • コーキングガン(補修材を注入する道具)
  • ヘラ
  • プライマー(下塗り材)
  • ブラシなどの洗浄道具

 

欠けの補修

 

ブロック塀の欠けは、以下のような道具を使って補修をおこないます。

 

  • モルタルの原料(補修材の原料)
  • コテ
  • 洗浄ブラシなどの塀を洗う道具

 

まずは、モルタルの原料と水を混ぜ合わせて補修材となる「モルタル」を作り、欠けの部分を洗浄してからモルタルを塗っていきます

塗装はマストではありませんが、必要に応じて塗装をおこなう場合も。

 

ブロック塀の補修はDIYでも可能?

信頼できる業者にブロック塀の補修工事を依頼するのが一番ですが、費用がかかってしまうというデメリットも…。

「できるならば費用を抑えてブロック塀のメンテナンスをおこないたい」と考えている方も多いことでしょう。

では、ブロック塀の補修はDIYでもできるのでしょうか?

 

小さなひびや欠けならDIYでも補修可能

 

結論から言うと、軽微な劣化症状ならばDIYでもブロック塀の補修が可能です。ただし、補修に失敗するとすぐに塗料が剥がれてしまう恐れがあることに要注意。

その場合は業者に依頼して再補修をしてもらうことになるため、かえって費用と時間がかかってしまうでしょう。

 

劣化が進んでいる場合は業者に依頼を

 

ひび割れや欠けが広範囲に及んでいたり、内部の鉄筋まで劣化が進んで傾きなどの深刻な劣化症状が出ている場合には、DIYでの補修は不可能です。

深刻な劣化症状の補修においては高い技術力と豊富な知識が必要になるため、業者に補修してもらいましょう。

業者選びにおいては、知人からの口コミなどでいくつかめぼしい業者を絞り込み、相見積もりをおこなってみてください。見積もりを比較することで、適正な価格・施工内容の優良業者を選びやすくなるはずです。

まとめると…
 
  • 軽微な劣化症状→DIYでも修理が可能
  • 深刻な劣化症状→業者に依頼するしかない

 

ブロック塀の補修にかかる費用

ブロック塀の劣化サインが出始めたときに気になるのが、「補修にどれくらいの費用がかかるのか」ということでしょう。

そこでここからは、DIYと業者に依頼した場合の補修費用の目安についてご紹介していきます

 

DIYの場合

 

DIYならば3,000円〜5万円ほどで補修が可能です。補修の範囲が広範に及ぶ場合は数万円ほど費用がかかります。

他方で、一箇所だけ軽微な劣化症状が出ている場合には数千円ほどで補修できるのでお得だと言えるでしょう。

 

業者の場合

業者に補修を依頼した場合の費用の目安は3〜20万円ほどです。ただし、大きく破損していてブロック塀を作り直す必要がある場合には、30万円以上かかることもあります。

まとめると…
 
  • DIY:3,000~5万円前後
  • 業者に依頼:3~20万円前後

 

ブロック塀の補修にかかる費用

「DIYで適切に補修作業ができる自信がない」という理由で業者に補修工事を依頼する方も多いはず。それでも、できるだけ費用を抑えたいものです。

以下ではブロック塀の補修費用を抑えるコツについてご紹介していきますので、ぜひ参考になさってみてください。

 

火災保険が適用されないか確認する

 

敷地内に設置されたブロック塀であれば火災保険の対象となる可能性があるので、契約内容を確認してみてください。

契約内容によっては、火事だけでなく風災や水災、雪災などの自然災害によるブロック塀の破損も保険の適用対象となります。

なお、自然災害による破損が発生してから3年経つと保険金が受け取れなくなってしまうので、できるだけ早く保険会社に連絡をすることが大切です。

コチラの記事では火災保険について詳しく条件や申請方法を解説しています。実際の事例もいくつか紹介しているのでぜひご覧ください。

自治体の補助金制度を調べる

リフォーム工事に対して補助金を設けている自治体もあります。お住まいの地域の情報をチェックして、自治体の補助金制度が利用できないかどうか調べてみましょう

まとめると…
 
  • 火災保険が利用できるかどうか確認する
  • 自治体の補助金制度を利用できるかどうか調べる

 

ブロック塀の正しい補修方法を知っておこう

 

今回はブロック塀によくある劣化症状や補修の方法・費用についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

ブロック塀は耐久性が高く、30年ほどメンテナンスが必要ないと言われていますが、耐用年数内であっても劣化症状が出てしまうこともあります。

傾きや鉄筋の腐食などの劣化症状は放置しておくと倒壊につながりかねないため、補修の目安となるサインを見逃さないことが大切です。

ブロック塀に関する正しい知識を得て、適切な時期にメンテナンスをおこなうようにしましょう。

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