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天窓から雨漏りする原因を解説していきます!

 

今回は天窓から雨漏りしてしまう原因を解説していきます!

 

 

天窓とは天井にある窓ですが、具体的にはどのような窓のことを言うのでしょうか。ここでは、天窓についての基本情報をお伝えしていきます。

 

 

1.天窓とは?

 

天窓とは、主に彩光を目的として屋根に取り付けられた窓のことです。天窓の形状や大きさ、取り付ける数などは建物によって異なります。形状のほか、素材によってもメンテナンス方法などが異なることがあります。

 

●天窓を設置するメリット

天窓
天窓を設置すると、主にどのようなメリットがあるのでしょうか。

 

天窓の主なメリットは、光を家の中に取り込めるという点です。

 

光が差し込みにくい立地にある建物では、壁面の窓から彩光するのが難しい場合があります。

 

そのような場合、天窓を取り付けることで天井から光を取り込むことができるのです。

 

また、天窓を設置するとデザイン的におしゃれな雰囲気にすることもできます

 

そのため、天窓のある家にしたいという要望によって取り付けられることもあるようです。

そのほか窓が上にあるため風通しが良くなるというメリットもあります。

 

 

●天窓を設置するデメリット

一方で、天窓にはいくつかデメリットもあります

 

。天窓は雨水が直接降り注ぐ天井にあるため、壁面にある窓よりも雨漏りがしやすい窓です。

 

天窓は基本的に高所にあるため、一度取り付けると自分でメンテナンスするのが難しく、不具合が起こったときのメンテナンスが面倒なのもデメリットの一つでしょう。

 

また天井に窓をつけることで、断熱性が低下します。部屋の冷暖房効率を高めたい場合は、天窓を取り付けると期待した効果が得られないこともあります。

 

 

2.天窓の雨漏りの原因

天窓は壁面に設置されている窓よりも雨漏りがしやすい窓です。

なぜ天窓は通常の窓よりも雨漏りがしやすいのでしょうか。主な理由をお伝えしていきます。

 

 

●窓ガラスのひび割れ

窓ガラス ひび割れ
窓ガラスにひび割れができると、天窓から雨漏りが起こることがあります

 

ひび割れは様々な要因で起こりますが、一度ひび割れた場合は、窓ガラスなどの交換が必要です。

 

窓のひび割れを放置しておくとひび割れした箇所から侵入した雨水が、窓の他の箇所にも広がって屋根や建物の劣化が早まります。

 

ひび割れを起こした窓ガラスは早急に取り換えるなど対策を取るようにしてください。

 

 

●ゴムパッキンの劣化

窓の周囲には雨漏りなどを防ぐためのゴムパッキンがついています。

 

そのゴムパッキンが古くなるなどの理由で劣化して縮み、その隙間から雨漏りするようになります。

 

ゴムパッキンは時間がたつと劣化して硬くなったり、縮んだりするので定期的にメンテナンスが必要です。壁面付近の窓よりも劣化が早い場合もあるので、定期的に点検やメンテナンスをして対策するのが望ましいでしょう。

 

 

●ごみや落ち葉などのつまり

落ち葉
天窓は天井から突き出ていたりくぼんでいたりします。

 

そのため、落ち葉やゴミなどがたまりやすく、それらを放置することで雨水などがたまって雨漏りを起こすことがあります。

 

本来なら水が流れていく設計ですが、落ち葉などが堆積しているとせき止められて水がいつまでたっても流れていきません。天窓付近にたまった水をたまりっぱなしにしないためにも、落ち葉などのゴミを定期的にきれいにすることが大切です。

 

 

●防水シートの劣化

天井部分には雨水の侵入を防ぐ防水シートが張られています。

 

天窓の周辺にも防水シートが張られており、防水シートが劣化することで雨水が屋根内部に入り込み雨漏りを起こすことがあります。

 

防水シートの劣化が起こると、屋根の他の部分にも雨水が浸入しやすくなるので注意が必要です。防水シートの劣化が起きているかどうかは、見た目では判断しにくいので専門の業者に依頼して確認してもらった方が良いでしょう。

 

 

●枠自体の劣化

窓枠
天窓にもガラス部分を支える枠があります。

 

この枠部分が劣化することで、雨水が浸入しやすくなり雨漏りが起こります。窓枠自体が劣化する原因は様々ですが、枠部分が劣化していると他の部位も損傷や劣化が起こっている可能性があるので注意が必要です。

 

窓枠の劣化が疑われる場合は、専門の業者に依頼して点検やメンテナンスをしてもらった方が確実に修理することができます。

 

 

●施工時の不具合

優良な業者に天窓を設置してもらえばほとんど起こらない問題ですが、悪徳業者や経験の少ない業者に依頼した場合、施工時の不良が原因で雨漏りが起こることもあります。

 

 

施工不良による雨漏りの可能性がある場合は、業者に依頼して調査をしてもらいましょう。アフターフォローなどの制度がある場合は、その制度を利用して修理をしてもらうなど工務店に適切な対応を求めてください。

 
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