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住宅の「ユニットバス」メリット・デメリット

 

今回は「ユニットバス」のメリット・デメリットについて解説していきます!!

 

 

1・「ユニットバス」とは??

 

「ユニットバス」とは 、あらかじめ成形された浴槽や壁、天井や床を搬入し、組み立てることで設置する浴室のことです。

最近の浴室では「ユニットバス」が一般的であり、洗面台やトイレがセットになったものに限らずユニットバスと呼ばれます。

 

浴槽のみのユニットバスは「1点ユニットバス」、浴槽と洗面台が一緒になったものは「2点ユニットバス」、さらにトイレも一緒になったものを「3点ユニットバス」と呼びます。

 

2・「ユニットバス」のメリット

 

●工期が短い

工場で作られたパーツを組み立てるだけなので工期の短縮につながります。

工期が短いことで、その分人件費も抑えられます。

 

 

●掃除しやすい

ユニットバスは全てが浴室のために設計されているため、掃除のしやすさやカビの生えにくさ、汚れにくさに特化しています。

 

素材には汚れが付きにくいものが使用され、ついてしまった汚れも落としやすく、カビが生えにくいよう水はけの良さが重視されています。

 

 

●断熱性

ユニットバスは部屋の中にさらに浴室がつくられるため、二重構造となります。

 

また、メーカーやプランなどによって違いはありますが、浴槽や壁、床や天井にさらに断熱性を持たせているため浴室内の温度が外に出て行きにくくなり、暖かさが保たれます。

 

 

●水漏れのリスクが低い

上記にもある通り、ユニットバスは全てが浴室のために設計されていることから、水漏れに対してはかなり工夫がされています!

 

浴室から水漏れが発生した場合、集合住宅であればほかの住人まで大きな被害が出ることがあります。

 

ユニットバスは防水性に優れていて、漏水の可能性が低いことから、現在のマンションなどでは必ずと言っていいほどユニットバスが採用されているんです!

 

 

3・ユニットバスのデメリット

 

 

●スペースの問題

ユニットバスは基本的に規格サイズが決まっています。

 

自宅の設置スペースにぴったりのサイズが見つからないこともありえます。
規格サイズが合わず、どうしてもユニットバスを設置したい場合はサイズオーダー可能なメーカーのものを検討しましょう。

 

●設備の後付けができないこともある、、、

ユニットバス設置後に設備を追加する場合、壁や天井の解体が必要になるため大掛かりな工事になります。

設備によっては後付けに対応していないこともあります。

ユニットバス設置前に、どのようなバスルームにしたいのかだけでなく、どのような設備があれば利便性を高められるかを吟味し、オプションの有無を決定しましょう。

 

 

●限られたデザインからしか選択できない、、、

最近のユニットバスは浴槽や壁の色、素材のバリエーションが広がってきましたが、メーカーで扱っているものの中から選ばなくてはならず、パターン化するため自分好みのデザインが見つからないこともあるんです、、、

素材にこだわりたくても、メーカーで用意されていなければ取り入れることができません。

工場で生産されるため品質に差が生じにくく、お気に入りのデザインが見つかれば満足な浴室がつくれますが、自由度の少なさは否めません。

 

 

4・まとめです!!

 

 

ユニットバスと在来工法を比較して、メリット・デメリットをご紹介しました!

ユニットバスは浴室としての機能が高く、手入れなども簡単に行えるメリットがある一方、スペースもデザインもある程度決まったものからしか選択できません。

 

漏水で階下に被害を出したくないマンションなどの場合や、毎日の掃除のしやすさ、長年最低限のメンテナンスのみで使いやすいお風呂を実現したい場合にはユニットバスがおすすめです!!

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