お風呂場のイヤな臭いの原因と対処法を教えます!!
今回はお風呂場に入った時のイヤな臭いの原因と対処法を解説していきます!!
1・お風呂場の臭いの原因と対処法は??
浴室は、温度・湿度が高くカビの温床になりやすいだけでなく、構造が複雑で細かい部分が多く、なかなか掃除が行き届かない場所もあります。
そのため、お風呂ではイヤな臭いが発生しやすいんです、、、また、お風呂の臭いは原因がいくつかあり、原因ごとにチェックするポイントや対処法が異なります。
悪臭の原因がはっきりすれば対処もしやすくなるので、まずは浴室で発生する臭いの主な原因である以下の3つのどのタイプに当てはまるかを確認しましょう。
お風呂の臭いの種類別に、原因と適切な対処法をご紹介します。
お風呂の臭い1
●下水のような臭い
お風呂から下水のような臭いがする場合、主に3つの原因が考えられます。
原因:排水トラップの異常
一般的にお風呂の排水口には、排水トラップというパーツが設置されています。
そこに一定量の水(封水)をためておくことで、排水管から上がってくる下水のような臭いや害虫などを防いでいるのです。
この排水トラップが壊れたり、なんらかの原因で封水が減ったりすると、お風呂に下水の臭いが広がってしまいます。
●チェックするポイント
排水口カバーやヘアキャッチャーを外し、排水トラップに異常がないか、封水がきちんとたまっているかをチェックします。
●対処法
排水トラップに異常がなければ、コップ1杯程度の水を排水口に流し入れてみましょう。
封水の減少が原因の臭いなら、少し時間を置けば解消するはずです。排水トラップに破損などがある場合は部品の交換が必要です。
原因:排水口が汚れている
お風呂の排水口が汚れているなら、そこが臭いの発生源になっている可能性があります。
排水口に流れていく皮脂・垢や石鹸カスなどの汚れは、臭いの原因になります!
●チェックするポイント
ヘアキャッチャーの裏や排水口の内側が汚れていないかを確認し、排水トラップも外してチェックしましょう。
●対処法
取り除けるゴミや汚れは取り除き、排水トラップなどの外せる部品は外します。
使い古した歯ブラシやスポンジでこすって汚れを落としましょう!
お風呂での臭いだけでなく排水の悪さも気になる場合は、排水管内に汚れが蓄積してつまりかけている可能性があります。
お風呂の臭い2
●モワッとするこもった臭いがする
原因:皮脂・汗
お風呂のドアを開けたときにこもった臭いがモワッと漂うなら、壁や床に付着した皮脂や汗・垢が原因と考えられます。
入浴時に体を洗う際には、体から出る皮脂などが石鹸と混ざり合い飛び散っています。その泡が壁や床に付着したままになっていると、時間の経過とともに酸化しお風呂特有のこもった臭いに変化するのです。
●チェックするポイント
普段はじっくり掃除をすることがない浴室の隅々も、汚れが残っていないかよくチェックしてみてください。
●対処法
皮脂汚れなどは酸性のため、アルカリ性の洗剤が効果的です!放置してしまい臭いを発するようになったお風呂の皮脂汚れは、アルカリ性の洗剤で落としましょう!
ただしアルカリ性洗剤は汚れが落ちやすい反面、手肌への刺激が強いというデメリットも、、こまめに掃除をするなら、刺激が少なく手肌を傷めにくい中性洗剤で充分です。
お風呂の臭い3
●カビの臭いかも、、、
お風呂がカビ臭いときは、当然ながら浴室内にカビが発生しています。
原因:見えない部分のカビ
浴室は、水分・温度・栄養(汚れ)を好むカビにとっては絶好の繁殖環境です。
お風呂に入っているときには気づかない部分で、いつの間にかカビが繁殖している場合があります。
●チェックするポイント
浴室のドアのサッシや桟にカビが生えていませんか? 風呂イスや風呂桶の裏、シャンプーなどのボトル裏も確認しましょう。
お風呂の換気扇もチェックしてみてください。
換気扇は湿気を含んだホコリがたまりやすい場所、ホコリがたまると機能が低下してお風呂全体にカビが生えやすくなる上、換気扇自体にもカビが繁殖している場合があります、、、
●対処法
すでに生えているカビは除菌して取り除く必要があります。
そのために必要なのは「塩素系」の洗剤なんです!
換気扇が臭いの発生源であれば、定期的にフィルターを外して掃除するようにしましょう。
お風呂でピンク汚れを見つけたら、こまめに除去するのもカビを防ぐポイント。放置するとカビの温床となってしまいます、、、
カビの臭いが発生しにくいお風呂環境にするためには、ジメジメしている時間をなるべく短くすることが重要です!
換気だけでなく暖房や洗濯乾燥にも使える浴室乾燥機を導入するのも良いと思います!!