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住宅「雨樋」の必要性とは??

 

今回は住宅「雨樋」の必要性・用途について詳しく解説していきます!!

 

1・住宅に「雨樋」が必要な理由とは??

 

 

お住まいを新築する時やリフォームする時、「雨樋はどうしようか?」と考える方はなかなかいないんじゃないでしょうか?

 

 

真っ先に目につく家のデザインや外壁の色などに比べると「雨樋」は地味な存在であり、これまでの一般的な日本の住宅では「雨樋」は付いているのが当たり前だったので、「雨樋」の機能や意義は軽視されがちなんです、、

 

 

最近は「雨樋」がない住宅も見かけるようになりました。

実は「雨樋」は、地味な存在でありながら家屋の外壁や土台を雨水から守るという重要な役割を果たしているんです!!

 

今回は、「雨樋」の役割や「雨樋」の構成、「雨樋」に起こりがちなトラブルやメンテナンスについてご紹介していきます!!

 

 

2・「雨樋」の役割

 

 

「雨樋」は、屋根に降った雨水を一箇所にまとめ、管や鎖を伝わらせて排水設備に流す大事な役割を担っています。

 

 

これによって、屋根から落ちた雨水が、建物の外壁や土台を傷めることを防いでいます!

 

この「雨樋」がないと、屋根から直接地面に流れ落ちた雨水が溝や水たまりを作ったり、地面に跳ね返った水が住宅の外壁を濡らしたりすることもありえるでしょう。

 

もしお住まいに「雨樋」がなかったり「雨樋」が詰まっていると、家や外壁に以下に挙げるトラブルが起こる恐れがあります!

 

 

●雨漏りの危険がある

 

●土台に水が跳ねて雨水が侵入する

 

●シロアリが発生する

 

 

雨漏りの危険がある

 

「雨樋がない家」の多くは「軒の出がない家」という事でもあります。

 

軒は、「雨樋」と同じように雨から外壁を屋根と外壁のつなぎ目は非常に雨漏りがしやすい箇所ですが、軒がないとこの部分が雨ざらしとなり、雨漏りの危険が高くなります。

 

 

土台に水が跳ねて雨水が侵入する

 

屋根に降った雨は屋根の勾配に沿って下に流れてきます。

 

 

「雨樋」があれば雨水は「雨樋」を通じて排水溝に流されますが、雨樋がなければ全て軒下に流れ落ち、跳ね返った雨水や泥で外壁が汚れてしまいます。

 

 

外壁や基礎にひび割れがあれば、雨水が外壁や基礎の内部まで浸入してしまう可能性があるんです。

 

 

シロアリが発生する

 

 

地面の排水機能が十分じゃない場合、屋根から地面に流れ落ちる雨水で家の周囲は雨が降る度に水が溜まり、雨が降る度にジメジメと湿った状態になってしまいます。

 

この湿気は、住まいのさまざまなトラブルを引き起こします。

 

まず、外壁にはコケやカビが生えやすくなり、建物の外観が汚くなってしまいます。

 

さらに、湿った木材は腐食しやすく、湿気を好むシロアリの餌食にもなってしまいます!

 

 

3・「雨樋」が機能しなくなってしまう原因とは??

 

 

●汚れによって詰まってしまう

 

●災害によって機能しなくなる

 

 

汚れによって詰まってしまう

 

 

外に設置された「雨樋」は、風で飛んできた落ち葉や砂、鳥のフンなどで汚れてしまいます。

 

このような汚れを放置してると、たまった汚れが雨水の通り道を塞ぎ、「雨樋」が詰まる恐れがあります。

 

 

これらの「雨樋」の詰まりの対策として、落ち葉よけネットを付ける方法があります。

 

 

ただし、砂など細かな異物の侵入は防げないので、ネットをつければ「雨樋」のメンテナンスが不要になるわけじゃないです!

 

 

また「雨樋」は雪の重みで樋が曲がったり折れたりします。

 

屋根に「雪止め」という金具を取り付ければ雪の落下を防ぎ、「雨樋」が破損する危険も低くなります!

 

 

災害によって機能しなくなる

 

 

「雨樋」は、強風の衝撃や積雪の負荷で、金具が破損してしまったり、軒樋の一部が落下したりすることがあります。

 

台風が直撃した後には家の周囲を点検し、「雨樋」に異常がないか確認してみるといいと思います!

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