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よく耳にする「外壁カバー工法」ってなに??

前回のブログで屋根のカバー工法について解説しましたが、今回は「外壁のカバー工法」について詳しく解説していきます!

「外壁カバー工法」ってなにをするの?

カバー工法(重ね張り)とも呼ばれますが、その名の通り、古く汚くなった外壁の上から新しい外壁材を張る工法です。

家に住みながらの工事ができて、張り替えリフォームと違って今残っている外壁を壊す必要もありません。

なので、、めんどくさいと思われがちな外壁を壊す作業や撤去・処分にかかる手間や費用は発生せず、張り替えのリフォームと比べると、工事の期間・費用を抑えられます!

どんな家がカバー工法をしたほうがいいの?

例えば、、、

「外壁のあちこちにヒビが入ってる・・・」

「外壁が長年の汚れで黒ずんでいる・・・」

「外壁の塗装が剥げてしまっている・・・」

などなど、、、

みなさんも住宅街を歩いている時にこのようになってる家を見たことがありませんか??

意外と住んでいると気づかないことも多いですが、家の外から注目して見てみると色々な所に目がつくかもしれません、、

なので、もし今住んでいるお宅の壁がこのような状態になっていたら、外壁のカバー工法を検討してみてもいいかもしれないです!

外壁カバー工法が適してる壁は?

カバー工法が適している外壁は、以下のような外壁です。

・塗装では対応できないほどひどく劣化している状態

・補修費用+塗装費用で、塗装の方が高くなってしまう場合

・外壁の下地までは劣化していない状態

ですが、、、

カバー工法でリフォームができない外壁もある!

全ての壁でリフォームができるわけではないのです、、
じゃあどんな風になっていたらできないの??

大きなひび割れや、外壁材の反り・割れなどを長年放置している状態の場合、外壁の下地にまで雨水が浸入し、張り直しが必要となる可能性があります。

張り替えまで必要になるかどうかは、業者に判断してもらう必要があります。

このような状態になっている場合は注意が必要です!

「カバー工法」のメリット・デメリット


外壁をカバー工法で行うメリット

【張り替えより安い】

外壁をカバー工法で行う場合、張替えよりもリフォーム価格が安くなります。

張替えとカバー工法で費用に差が生まれる原因は、今残っている壁の撤去作業があるかどうかです。
張替えは今残っている壁を剥がして新しい素材を張り直すためカバー工法より高くなりがちです。

【工事期間が短い】

また、カバー工法の大きなメリット1つとして工事期間の短さがあげられます。

外壁塗装、カバー工法、張替えにおける工事期間の大まかな目安は以下となります。

外壁塗装 12〜15日

カバー工法 10〜14日

張替え 12〜17日

外壁のリフォーム工事で最も工期が短いのがカバー工法です。

【断熱性・遮音性に優れている】

さらに、カバー工法というのは他のリフォーム方法に比べると断熱性と遮音性に優れています。

カバー工法では今残っている壁に加えて外壁素材を張るため塗装や張替えよりも厚みがあり、熱や音を通しにくくするのです。


カバー工法はこんな人におすすめ!!

塗装では工事ができないけれど費用を抑えたい

できるだけ安く新しい外壁材にしたい

保温や防音を重視したい

こういった人にはカバー工法が適しているでしょう。


外壁をカバー工法で行うデメリット

【新しくする外壁材の種類が限られてしまう】

カバー工法を行う大きなデメリットの1つとして、使える外壁材が限られるというものがあります。

今残っている壁に新しい素材を張るため、カバー工法では重い外壁材を張ることができません。

軽量の素材は多くが金属の素材に限られるため、デザインのバリエーションが少なくなってしまいます。

ただ、最近は金属素材でも「木目調」や「レンガ調」などのデザインも出てきています。

【外壁が重くなり耐震性が若干低下する】

外壁が重くなってしまう点もカバー工法を行う上でのデメリットです。

どれほど軽い金属素材を使用したとしても、現在より壁の重さが増すことは間違いありません。

壁の重量が増してしまうと耐震性が低下し、地震の際に破損しやすくなります。建物の老朽度にもよりますので、必ず工事をする前に業者にカバー工法で大丈夫かどうかを見てもらいましょう。

【劣化が激しい外壁には使えない】

先ほどもお伝えしたように、大きなひび割れ、外壁材の反り・割れなどを長年放置している状態の場合、壁の下地まで雨水が浸入し、張り直しが必要となる可能性があります。

外壁のカバー工法におすすめの外壁

外壁のカバー工法でおすすめの外壁材は、金属系の素材です。

中でも耐久性・価格のバランスがよく人気なのが、「ガルバリウム銅板」と呼ばれているアルミニウムや亜鉛、シリコンによって作られた金属製の素材です。

また、人気な素材のためメーカーも様々なデザインを出しており、「スパン柄」と呼ばれている金属系

特有のスタイリッシュな印象の柄以外にも、「石積み調」「レンガ調」「木目調」「塗り壁調」など様々なバリエーションが増えてきています。

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